謎は全て解けた!!

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只今別作業の合間に夜な夜な行っている某S2K乗りさんのデフ。

先週オイル交換時に金属の破片が出てきたと言う事でO/Hの御依頼。

予想通りの原因でサクッとO/Hと思いきや予想だにしない結果に四苦八苦。。。

結局パラグアイ戦は民法FMで観戦。。。

ライブで見たかった。。。

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分解前にまず確認。

ドレンボルトには確かにいいサイズの金属片が・・・

 

 

 

 

 

 

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術式開始

 

 

 

 

 

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御臨終です。。。

 

 

 

 

 

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LSDは分解・洗浄前に現状チェック。

いかんせんワシが組んだモンで無いのである程度データを取っておかんと後々悩む事になるかんね。

 

 

 

 

 

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予感的中。

イニシャルダウンで組んでいるようです。

 

ちゅう事は。。。

 

 

 

 

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プレートの組み方を確認しておいた方がいいので確認。

どうやらロック率75%で組んでいた模様。

これで安心して分解・洗浄出来ますな!

 

 

 

 

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で、もって、分解・洗浄終了。

 

 

 

 

 

 

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O/Hの一番の難所である洗浄終了。

ブッチャケこれで1日が終わります。。。

 

 

 

 

 

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で、もって組立開始。

ベアリングはさすが新年にキャリアを含む全てのパーツを新品で組んだだけの事があり全然OK!

ムダに費用かけてももったいないので再利用です。

 

 

 

 

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ローラーもこんな感じなのでOKでしょ。

 

 

 

 

 

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で、LSDを元通り組上げてイニシャル確認

 

 

 

 

 

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いんじゃね!?

 

 

 

 

 

 

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で、サクッと組上げて終了!

と思いきや・・・

なんか変!?

バックラッシュの測定で4点計測してみると最小値6/100mmに対して最大値14/100mmまで振れる!

 

 

 

なんじゃ!?このバラつきは!!!

ひょっとしてキャリアの歪み!?

せやけど、このキャリアは正月に新品を使用したばかり。おまけに後期型。

そんな簡単に歪むのか???

ちなみに歪んだキャリアの場合どんなにホルダーのネジ位置を合わせても、たいていサイドスクリューが気持ちよく回らないのですが、このキャリアはクルクルと気持ちよく入っていくし・・・(謎)

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何か確認する方法はないかと思いこんなものを作成してみました。

 

 

 

 

 

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どう使うかっちゅうと。。。

 

ホルダーのこの対辺で固定して

 

 

 

 

 

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こっちの対辺を比較。

もし寸法が変わっていればスポッと刺さらない訳で。。。

 

 

 

 

 

 

結果

微妙・・・

 

何となく違うような気もするし、そうでもない気もする。。。

 

ならば!と

ガレージにある中古の前期キャリアを引っ張り出し比較する事に。

 

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パコッ!

 

 

 

 

 

 

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パコッ!

 

 

 

 

 

 

微妙・・・

 

何となくなのですが、微妙にキャリアが歪んでいるような感じ???

せやけど、正直確信がもてない!コレといった決定打がない。。。

このような状態でキャリア歪んでいるという結論にするにはあまりにも安直すぎるし、仮に新品のキャリアにしたところで完璧!と思えるような歯当りが出る確信も持てない。。。

こんな状況であった為、作業自体も遅れてしまい翌日、一応御本人さんに経過報告。

御本人さんは「キャリア交換してください!」とおっしゃってくれましたが、先に言ったとおりこれで完璧!と思えるような結果が出るとは何となく思えない。。。

と、言う事で・・・

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先端部分を仕様変更する事に。

 

 

 

 

 

 

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先端をボルト穴の端にあてがう様にして芯ー芯間でなく、端ー端で確認してみる事に。

(アルミで削ったテーパー芯では柔らかく何となく合ってる様な気になるんですよね・・・)

 

 

 

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結果は。。。

 

微妙・・・

 

 

 

う~ん・・・

もう一度再確認。

今度はせっかく引っ張り出した前期のキャリアと比較する為にメモを取りながら行う事に

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リングギア背面で左右の触れを確認

(この位置を0度とした場合、0度と90度位置の2点計測)

結果振れ幅13/100mm!!

 

 

 

 

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続いてリングギア縦方向?の振れ幅を確認。

(同様にこの位置を0度とした場合0度と90度の2点計測)

結果6/100mm

 

 

 

 

こんな振れてたら歯当りも均等にでるわけは無い!!

が!

キャリアを変えても結果は一緒。。。

って、事はキャリアでない可能性大!

っちゅう事はLSDか??

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リングギアをLSDから取り外し同様に計測。

結果16/100mm

 

 

 

 

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一応こちらも同様に計測

結果は6/100mm

 

 

 

 

 

ならば!と

再びガレージ内を物色し探し出しました!純正トルセン。。。

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お~!!

最大振れ幅2/100mm有るか無いか!やん!!!!

 

 

 

 

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ヒョェ~!!!!!!

リングギア取り付け面の最大振れ幅

こちらも2/100mm有るか無いか!!!

さすが純正!?ってか良く考えればコレが普通だよな!

 

 

 

 

っちゅう事は・・・

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純正トルセンにリングギアを取り付けて組んでみました!

結果

完璧!!完璧すぎる!!

バックラッシュ2/100mmまで詰めても難無く普通に回せるし!!

 

 

 

ちなみに、"アノ"LSDに取り付けた場合はバックラッシュ最大値10/100mm程度まで広げておかないと途中で引っかかってしまってた訳です。(まぁピニオンの突き出し量が決まっていた訳ではないので実際のところは分かりませんが・・・)

尚、"アノ"LSDの時と純正トルセンの時とではピニオンのシムは変わっていませんので確実にLSDのケース歪が問題であった事は確定!

てかさぁ~

精度命のLSDなのにケースが歪むってどういうこと??リングギアがバラけていたとかのブローならまだわかるけど・・・

良かった~!新品のキャリアを手配しなくて!!!

 

この結果が出るまで約10日。。。(まぁ四六時中やってた訳でなく、作業終わったあとの夜中ですが)

最近暑いから日が出てからの睡眠は非常に寝苦しい(てか寝れん!!)訳よ!!

これで多少は睡眠時間稼げるかも。。。

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