積載車のリモコン(ラジコン)修理

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ついさっきまで使えていたのに突然電源が入らなくなってしまった!

との事でお電話で症状を確認。

基板上電源スイッチまでは電圧を確認出来るところまでは確認しているとの事でした。


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まずは当方で修理可能かどうかを確認し、直る可能性があるかどうかだけでもご連絡する事に。










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取りあえず通電させ電圧を追っ駆けてみました。
お客様がお調べされた通り確かに電源スイッチまではOK。(正確にはプルアップ)

※リモコンの電源投入回路はFFを使ったラッチなので電源スイッチを押す事でHレベルからLレベルになります。




実体顕微鏡で基板を見たところ筺体の操作パネルに張られているフィルムが朽ち果て防水機能はなし。
当然本体内に水分が混入した痕があり半田の腐食がいたるところに見受けられました。
(写真を撮ったつもりだったのですが保存されていなかったみたいです。)

この内容をお客様に電話。

「直るのであれば何とか直してほしい」との事でしたのでオペ開始です。

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写真が残っていないのが非常に心苦しいのですが(お客様への作業報告書に添付できない。。。)手っ取り早く気になる部品を一旦取外し古い半田を吸引し、再度部品を半田付けしていきます。
(ただ単に古い半田の上から新しい半田で補充?する超~手っ取り早い方法も無くは無いでしょうが、半田の乗りが悪かったりチップ部品の場合は部品そのものが割れていたりする物もあるので外した方が確実です。



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操作基板単体で電源投入。

無事電源が入りました。

今回の場合はあくまでも推測にすぎませんが恐らく水分購入に伴い半田が劣化しスイッチを押すという操作を繰り返す事で基板に応力が加わり半田にクラックが入って接触不良になっていたと思われます。




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最後に動作確認です。

今回は受信機が無いので机上での動作確認となってしまいます。

取りあえず電波は出ています。








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周波数変動も無くは無いけど。。。
まっ、こんなもんで安定しています。











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こちらは変調度(デビエーション)ですが、過去の経験というか記憶と言うか。。。
ちょっと広がり過ぎ??のように感じましたが(約10KHz)
本来の仕様が分からない事と受信機が無いので調整はしませんでした。

今まで操作出来ていたとの事でしたので、触らぬ神に。。。ですな!





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過変調でスプリアスをブチまいているような事は無さそうでしたので良しとしましょう!(笑)

まっ、0.1mWだし関係ないか!








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無事修理完了です。


この手のリモコン修理、成功確率100%持続中です。








って、ウチは何屋さんなん??

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