製品名 | 純正オイルクーラーレスキット |
---|---|
製品コード | 15500-AP1-000 |
対応車種 | AP1・AP2 ( 他 B型・H型エンジンにも仕様変更により装着可 ) |
製品価格 | 10,500円(税込) |
純正装着されている水冷のオイルクーラー(と、部品名称はなっている)は考えようによってはラジエタークーラント&エンジンオイルヒーターという見方もあります。
これはエンジン始動時の冷間時に冷えきったラジエタークーラントとエンジンオイルをエンジン本体により生じた熱で上昇を早めファーストアイドル時間の短縮とエンジンオイル温度上昇を早める事でフリクションロスを軽減させ燃費の改善と触媒効果を高める事で排ガス改善を行っているという一面もあります。
しかしサーキット走行など高負荷・高回転時においてはこの効果が裏目に出てしまい上昇してしまった水温を下げようとカロリーアップしたラジエターを装着したところで結局は水温よりもはるかに高い油温がこのオイルクーラー?により引き上げられてしまう訳です。
そして外付けのオイルクーラーを装着し油温を低下させる必要性が出てしまいますが、結果今度はせっかく下がった油温もラジエタークーラントの温度で引き上げられ・・・のイタチゴッコ状態。
簡単に言うとカロリーアップしたラジエターも外付けのオイルクーラーもこの純正オイルクーラー?のおかげで本来の能力を発揮できないと言う事です。
基本に戻り「クーラントはラジエターで冷やしエンジンオイルはオイルクーラーで冷やす」と言う事です。
余談ですが純正オイルクーラーを除去したお客様のS2000では比較的走行風の恩恵を受けるツインリンクもてぎ(アベレージラップ2分10秒)では純正ラジエターのみのオイルクーラー未装着で水温78度(サーモスタット開弁温度)油温120度前後です。
これは水温が十分ラジエターで冷却出来る事でエンジンオイルはブロック内での上昇を抑えてこんでいると考えられます(純正オイルクーラー装着時は水温90度オーバー油温140度オーバー当たり前でした)。
尚、デメリットとしては冬場ヒーターの効きが悪くなります(水温上がらないから当たり前ですが。。。)。
チューニング ガレージ オレンジボール
〒354-0021 埼玉県富士見市鶴馬3229
TEL:049-268-0200 FAX:049-268-0201
MAIL:info@orangeball.jp
営業時間:10:00 ~ 19:00
定休日:不定休
※車検やサーキット出向で不在もあるため、事前にご予約ください。